渡辺瓦工業は、茨城全域・栃木県南部・埼玉県東部・千葉県北部を中心に活躍する、屋根修理・屋根リフォームの職人集団です。
創業よりお客様に喜んで頂ける事を第一とし、常に「お客様の立場で物事を考えること」を大切に、ご依頼頂いた工事の一軒一軒に真心を尽くします。
屋根の事なら大小問わず、職人直営店の渡辺瓦工業にお任せください!
屋根のカバー工法とは?
屋根の施工方法には、
・葺き替え工事
・カバー工法
の大きく分けて2種類があります。
しかし、一般の方はこのような違いを知らない人も多いのではないでしょうか。
どちらの方法もメリットとデメリットが有り、家の状況などによって使い分ける必要があります。
もしも現在屋根修理を検討しており、これらの違いが理解できていないのであれば、是非この記事を読んでほしいと思います。
きちんと知っている上で業者に見積もりをとるのか否かで、屋根修理は大きく変わります。
もしも悪質な施工業者が、不適切な見積もりを出してきたとしても、きちんと知識があれば騙されることはありません。
是非、その違いを理解していただければと思います。
カバー工法とは
冒頭に、屋根修理には、
・葺き替え工事
・カバー工法
の2種類があることをお話しました。
カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、そのまま上から別の屋根材を乗せて施工を行う方法になります。
反対に葺き替え工事とは、既存の屋根材を全て撤去した上で、新しい屋根材を取り付けていく方法です。
カバー工法のメリット
では、カバー工法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
費用が安い
カバー工法は、前述したように既存の屋根材の上から新しい屋根材を取り付けます。
通常は、屋根材を撤去するための費用と、その屋根材を処分するための費用がかかります。
そういった費用が必要ないため、カバー工法の方が費用が安くなるのです。
工期が短い
カバー工法のメリットとしては、工期が短いことも挙げられます。
既存屋根材の撤去などの工程がないためです。
また、工期が短いということは、
・足場代のレンタル費用
・人件費
なども安くなることを意味しており、総じて前項の費用が安くなる事に繋がっています。
通常、施工費用の総額の20%から30%程度が人件費の会社が多いです。
ですので、その人件費が安くなるというのは、総額にも大きな影響を与えるのです。
早い場合には、1日で施工が終わります。
葺き替え工事では、既存屋根材の撤去などで破片が飛ぶ可能性がありますので、家を利用できない期間ができますが、カバー工法では、すぐに施工が終わる上、屋根材を撤去しないので、通常通りに生活することも可能です。
防音性・断熱性が高くなる
カバー工法で施工をすると、屋根材が二重になります。
そのため、屋根からの防音・断熱性は上がります。
ただし、これは使用している屋根材によっても大きく変わりますので、一度施工業者に確認してみるのが良いでしょう。
アスベストの飛散リスクが少ない
既存の屋根材に、アスベストが使用されている場合には、撤去の際にアスベストが飛散するリスクがあります。
アスベストは、長期間吸い続けると中皮腫や肺がんになるリスクがありますが、少しでも病気になるリスクを避けたいと思うのが当然ですから、飛散リスクの少ないカバー工法が利用される事があります。
カバー工法のデメリット
では、反対にカバー工法のデメリットはどのようなものでしょうか。
下地が傷んでいれば施工はできない
カバー工法を利用する条件としては、その下地となっている
・ルーフィング
・野地板
が傷んでいない事が挙げられます。
これらが破損・劣化している場合には、仮にカバー工法で施工を行ったとしても、ちょっとした事が原因で雨漏りが発生してしまいます。
そのため、もしも傷んでいた場合にはカバー工法ではなく、葺き替え工事が必要になるのです。
使用できる屋根材には制限がある
葺き替え工事の場合には、屋根材を新しく取り付けるので、ほとんど制限がありませんが、カバー工法を利用する際には、使用できる屋根材は制限があります。
例えば、既存の屋根材が瓦の場合にはカバー工法では施工できませんし、反対に上から乗せる屋根材に瓦を利用することも出来ません。
一般的には、
・アスファルトシングル
・ガルバリウム鋼板
と言われる屋根材を使用します。
そのため、屋根の素材にこだわりがある場合には利用できないこともあります。
太陽光パネルなどが付けられない可能性もある
最近は、エコの人気も高まっていますし、エコに対する助成金も存在します。
そのため、太陽光パネルの設置を検討している人も多いと思います。
しかし、屋根材が二重になるカバー工法では、太陽光パネルの設置が不安定になるため、取り付けできない場合があります。
次回メンテナンスが高くなる
カバー工法のメリットとしては費用が安くなることを挙げましたが、次回の施工ではもう一度カバー工法を利用することは出来ません。
そのため、必ず葺き替え工事が必要な時期が来るのです。
その際には、2つの屋根材の撤去・処分が必要になりますので、その分の代金が高くなる可能性があります。
施工会社や時期によっても金額は変わりますので、自分の家の場合は得があるのかは、施工会社に一度相談してみるのが良いでしょう。
屋根修理の依頼は渡辺瓦工業へ
現在多くの施工会社がありますが、屋根修理・屋根工事を検討されているのであれば、是非渡辺瓦工業へご連絡をいただければと思っています。
私達は、茨城県を中心にすでに40年以上の実績があり、お客様からも大変ご好評いただいております。 技術のある職人が集まっており、他の施工会社に比べても高い内容・安い金額で施工を行っています。
現在屋根などに気になっている部分がある方は、是非一度ご相談いただければと思っています。